このページは、 Tuesday, 22-Jan-2002 17:06:36 JSTに更新されました。
このページは、’後藤 英雄@電気電子システム工学科 中部大学’が作成しています。
連絡は、後藤@電気電子システム工学科へお願いします。

電気磁気学IA (2001年度 後期 本試験) 問題のコーナー (答の解説はここをクリック)


I  真空中に外半径R〔m〕の円柱導体1と内半径R〔m〕の円筒導体2が同軸状に配置されている。 円筒の長さをL〔m〕、厚さは無視できるとして以下の問いに答えよ。(R<R≪Lとする。)

 @ 円筒導体2の外側表面を接地して、円柱導体1にQ〔C〕の電荷を与えた。 電荷が均一に分布するとして、円筒導体2に分布する電荷を求めよ。

 A @において、円柱導体1の中心軸からの距離r〔m〕における電界の大きさを求めよ。

 B @において、円柱導体1の中心軸からの距離R〔m〕における電位を求めよ。

 C Bにおいて、円柱導体1と円筒導体2の間の静電容量を求めよ。

 D R=2.2〔mm〕、R=6〔mm〕、L=1〔m〕とする。 静電容量はいくらか。 ( ただし、loge(3/1.1)=1、ε=8.854×10−12〔F/m〕として計算してもよい。)

 

II 電荷が密度σ〔C/m〕で均一に平板状に分布している。平板は充分に広いとして、以下の問に答えよ。

 @ 平板からの距離がr〔m〕の位置の電界を求めよ。

 A 平板からの距離がR〔m〕の位置の電位を求めよ。平板を電位の基準とする。

 B σ=1〔C/m〕とする。平板から1〔m〕の位置に−2〔C〕の点電荷がある。点電荷の受ける力を求めよ。

 

III 真空中の点(1,0,0)〔m〕にQ〔C〕の点電荷、点(−1,0,0)〔m〕にQ〔C〕の点電荷がある。 以下の問いに答えよ。

 @ Q=Q=1×10−9〔C〕のとき、原点における電界と電位を求めよ。

 A @で、1〔C〕の点電荷を、y軸上の正の無限の遠方から原点まで移動させた。この点電荷の得たポテンシャルエネルギーを求めよ。

 B @で、1〔C〕の点電荷が原点にあるとき、この点電荷に働く力を求めよ。

  答の解説を見る


これ以降はありません

問題と解答(例)のコーナーへ戻る

電気磁気学IAへ戻る