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電気磁気学IA (2003年度 前期 追(再)試験) 問題のコーナー (答の解説はここをクリック)


I  真空中に充分長い半径R〔m〕の円柱導体1と内半径R〔m〕で筒の肉厚t〔m〕の円筒導体2が同軸状に配置されている。 以下の問いに答えよ。(R<Rとする。)

 @ 円筒導体2の外側表面を接地して、円柱導体1に単位長さ当たりλ〔C/m〕の電荷を与えた。円筒導体2に分布する電荷を求めよ。

 A @において、円柱導体1の中心軸からの距離r〔m〕における電界の大きさを求めよ。

 B @において、円柱導体1の中心軸からの距離R〔m〕における電位を求めよ。

 C @において、λ>0として電気力線を描け。

 D 円柱導体1と円筒導体2の間の単位長さ当たりの静電容量を求めよ。

 E Dにおいて、R=2.2〔mm〕、R=6〔mm〕、t=0.1〔mm〕とする。 単位長さ当たりの静電容量はいくらか。 ( ただし、loge(3/1.1)=1、ε=8.854×10−12〔F/m〕として計算してもよい。)

 

II  真空中に距離d〔m〕を隔てて面積S〔m〕の導体板1,2が平行にある。以下の問に答えよ。(面間隔に比べて面は十分に広いとする。)

 @ 導体板1を接地して、導体板2に電圧V〔V〕を印加した。導体板間の電界を求めよ。

 A @で、導体板2に蓄えられる電荷を求めよ。

 

III 真空中の点(1,0,0)〔m〕にQ〔C〕の点電荷、点(−1,0,0)〔m〕にQ〔C〕の点電荷がある。以下の問いに答えよ。

 @ Q=−Q=1×10−9〔C〕のとき、原点における電界と電位を求めよ。

 A Q=Q=1×10−9〔C〕のとき、原点における電界と電位を求めよ。

 B Aで、−1〔C〕の点電荷を、y軸上の正の無限の遠方から原点まで移動させた。この点電荷の得たポテンシャルエネルギーを求めよ。

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