このページは、 Monday, 22-Oct-2018 17:12:26 JSTに更新されました。
このページは、’後藤 英雄@電気電子システム工学科 中部大学’が作成しています。
連絡は、後藤@電気電子システム工学科へお願いします。

5回目 レポート

解説はこちら

 以下の問題について答えよ。必要なら座標を適当に設定してよい。

I 半径R〔m〕の厚さを無視できる円筒1と半径R〔m〕の厚さを無視できる円筒2が同軸状にある。 (R<R
円筒1に単位面積当たりσ〔C/m〕の電荷、円筒2に単位面積当たりσ〔C/m〕の電荷が分布している。
@ 円筒の中心から外方向にH〔m〕の位置での電界と電位を求めよ。円筒の中心軸を基準電位とする。
A @の位置にQ〔C〕の電荷がある。この電荷に働く力を求めよ。
B Q〔C〕の電荷を円筒2から、@の位置まで移動させたこの電荷の得たエネルギーを求めよ。
C 面電荷密度σ=1〔C/m〕、R=0.01〔m〕、 σ=1〔C/m〕、R=0.1〔m〕、点電荷Q=1〔C〕として、@からBで求めた電界と電位、力とエネルギーはいくらになるか。
D BとCにおいて、電気力線を描け。

II 真空中に距離d〔m〕を隔てて面積S〔m〕の導体板1,2が平行にある。以下の問に答えよ。(面間隔に比べて面は十分に広いとする。)
@ 導体板1にQ1〔C〕、導体板2にQ2〔C〕の電荷与えた。電界を求めよ。
A Q1>Q2>0のとき、電気力線を描け。
B Q1=Q2>0のとき、電気力線を描け。
C Q1=−Q2>0のとき、電気力線を描け。
D @で、導体板1を基準とした導体板2の電位を求めよ。
E @で、微少なΔQ〔C〕の電荷を導体板1から導体板2へ移動させた。電荷の得たエネルギーを求めよ。

III 十分に広い接地された導体板がある。以下の問いに答えよ
@ 平板から垂直方向にH〔m〕の位置にQ〔C〕の電荷がある。この電荷に働く力を求めよ。
A @で、導体表面に誘起される電荷を求めよ。
B q〔C〕の電荷を無限遠方から、垂直方向にh〔m〕の位置まで移動させた。この電荷の得たエネルギーを求めよ。

IV 点(0.1,0)〔m〕に1〔C〕の電荷、点(−0.1,0)〔m〕に−1〔C〕の電荷がある。
@ (0,1)〔m〕での電界を求めよ。1Cの電荷を無限遠から、(0,1)〔m〕へ移動させた。この電荷の得たエネルギーを求めよ。
A (0,−1)〔m〕での電界を求めよ。−1Cの電荷を無限遠から、(0,−1)〔m〕へ移動させた。この電荷の得たエネルギーを求めよ。
B (1,0)〔m〕での電界を求めよ。2Cの電荷を無限遠から、(1,0)〔m〕へ移動させた。この電荷の得たエネルギーを求めよ。


これでこの項目は終わり

レポートの一覧へ戻る

電気磁気学I(IA:2007年度まで)へ戻る