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電気磁気学II (2006年度 秋学期) 練習問題4 提出日時: 11月 16日の講義開始直後

I 半径a〔m〕比透磁率μの無限長直線磁性体にコイルがn〔回/m〕で巻いてある。以下の問いに答えよ。
@ 図を書き電流と磁性体内の磁界の方向の関係を表せ。
A a=0.05〔m〕、n=100〔回/m〕、μ=1000とする。電流が1Aのとき、磁性体内の磁界を求めよ。
B Aで、磁束密度を求めよ。
C Bで、磁性体内を通る磁束を求めよ。

II 半径a〔m〕比透磁率μの磁性体を半径b〔m〕のドーナツ状にし、コイルをN〔回〕巻いた。 コイルにI〔A〕の電流を流すとして、以下の問いに答えよ。ただし、a≪bとする。
@ 図を書き電流と磁性体内の磁界の方向の関係を表せ。
A 磁性体内の磁界をH〔AT/m〕として、コイルに流す電流との関係を求めよ。(ヒント:∫d =NI)
B a=0.05〔m〕、b=0.5〔m〕、N=1000〔回〕、μ=1000とする。電流が1Aのとき、磁性体内の磁界を求めよ。
C Bで、磁束密度を求めよ。
D Aで、磁性体内を通る磁束と電流の関係を求めよ。

III 半径a〔m〕比透磁率μの磁性体をt〔m〕のギャップを持つ半径b〔m〕のドーナツ状にしコイルをN〔回〕巻いた。 コイルにI〔A〕の電流を流すとして、以下の問いに答えよ。ただし、t≪a≪bとする。
@ 図を書き電流と磁性体内の磁界の方向の関係を表せ。
A 磁性体内の磁束密度をB〔T〕とする。ギャップでの磁束密度を求めよ。
B Aで、磁性体内及びギャップでの磁界をBを用いて表せ。
C Bで得た磁界とコイルに流す電流との関係を求めよ。(ヒント:∫d =NI)
D Cで、a=0.05〔m〕、b=0.5〔m〕、t=0.005〔m〕、N=1000〔回〕、μ=1000とする。電流が1Aのとき、磁性体内の磁界を求めよ。
E Dで、磁束密度を求めよ。
F Cで、磁性体内を通る磁束と電流の関係を求めよ。



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