1.右の回路において、Iを求めよ。
解答
R0にかかる電圧をVとし、R0、R1、R2に流れる電流を図のように
I3、I1、I2とすれば、
要点コーナーでの計算を参考にして求めることができる。例えば、枝電流を使って求めるにおいて
I1を求めて、添え字を適当に変換すれば答が得られる。
I=(E−V)/R
V=(E/R+E1/R1+E2/R2)/(1/R+1/R0+1/R1+1/R2)
より、
I=(E(1/R+1/R0+1/R1+1/R2)−(E/R+E1/R1+E2/R2))/R(1/R+1/R0+1/R1+1/R2)
=(E/R0+(E−E1)/R1+(E−E2)/R2)/(1+R/R0+R/R1+R/R2)
2.右の回路において、電流の実効値を求めよ。
ただし、e(t)=Esinωt とする。
解答
二つの電源は、角周波数が異なる(この場合は、一つは直流)のでそれぞれの電源による電流成分を求めて全体の実効値を求める。
交流分による電流成分i(t)は、
i(t)=E/(R2+(ωL)2)1/2・sin(ωt−φ)、φ=Tan-1(ωL/R)
直流分による電流Iは、
I=E0/R
実効値は、各成分の実効値の2乗の和の平方根であるから、実効値は、
(E2/2(R2+(ωL)2)+(E0/R)2)1/2
3.対称3相交流電源によって、回転磁場を選られることを示せ。
解答は教科書を参照する(263ページ)
4.右の回路の四端子定数を求めよ。
解答
作成中です。