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鳳・テブナンの定理により求める T


 右の回路の電流Iを鳳・テブナンの定理を使って求める。

他に、
枝電流を使って求める
ループ電流を使って求める
方法がある。

右の図において、インピーダンスZを取り除いた(abを開放した)時のab間の電圧Vbaは、
ba=V3−V4となる
ここで、直列接続においては、電圧はインピーダンスによって分配されるので
3=Z3/(Z1+Z3)*E
4=Z4/(Z2+Z4)*E

ba=(Z3/(Z1+Z3)−Z4/(Z2+Z4))E
abから見たインピーダンスは、電圧源のインピーダンスが0であることを考えると、 並列接続したZ1、Z3とZ2、Z4の直列接続として考えて良いことが分かる。この値は、
13/(Z1+Z3)+Z24/(Z2+Z4
であるから、先に求めた電圧とこのインピーダンスを用いて、

 I=(Z3/(Z1+Z3)−Z4/(Z2+Z4))E /(Z13/(Z1+Z3)+Z24/(Z2+Z4)+Z)


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