このページは、 Wednesday, 01-May-2002 09:54:52 JSTに更新されました。
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 (自分で)確かめよう 

▽×(▽×())=▽(▽・))−▽2
必要ならば、以下の項目を参照する。
rotationの表現
gradientの表現
divergenceの表現
ラプラシアンの表現
=(Ax,Ay,Az)とする。各成分が、位置変数の関数であることを考慮して計算する。

▽×=(∂Az/∂y−∂Ay/∂z,∂Ax/∂z−∂Az/∂x,∂Ay/∂x−∂Ax/∂y)
これをベクトルの成分としてrotationをとる。

▽×(▽×) のx成分について考える。
左辺のx成分=∂(∂Ay/∂x−∂Ax/∂y)/∂y−∂(∂Ax/∂z−∂Az/∂x)/∂z
      =∂(∂Ay/∂y+∂Az/∂z)/∂x−(∂2x/∂y2+∂2x/∂z2
      =∂(∂Ax/∂x+∂Ay/∂y+∂Az/∂z)/∂x−(∂2x/∂x2+∂2x/∂y2+∂2x/∂z2
      =∂(▽・)/∂x−(∂2/∂x2+∂2/∂y2+∂2/∂z2)Ax
      =∂(▽・)/∂x−▽2x

 これは、それぞれ、右辺第一項のx成分と右辺第二項のx成分を表す。
      =右辺のx成分
 y、z成分についても同様に確認される。



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