線密度
断面積Sの線に体積密度ρで物質が分布する時、Lの長さの線に含まれる物質の量Qは、体積がSLであるから、
Q=ρSL
よって、単位長さの線に含まれる物質の量(線密度)λは
λ=Q/L=ρS
で与えられる。
面密度
厚さTの平面に体積密度ρで物質が分布する時、平面の垂直方向から見て面積Sの柱を考える。この柱に含まれる物質の量Qは、体積がSTであるから、
Q=ρST
よって、単位面積当たりに含まれる物質の量(面密度)σは
σ=Q/S=ρT
で与えられる。
平面の上方から面を眺めても、平面の厚さは分からない。分かるのは、上から見た面積当りの密度である。 ((体積密度が変わらなければ、)面が厚くなれば、面積当りの密度は増える。)