I 点(1,0,0)に2〔C〕の電荷がある。
@ A(0,0,0)、B(2,0,0)、C(0,1,0)での電界を求めよ。
A 1〔C〕の電荷QをA点においた。Qに働く力を求めよ。
B −2〔C〕の電荷Q’をB点においた。Q’に働く力を求めよ。
C @〜Bで求めた電界および力をベクトルとして図示せよ。
解答例
点電荷による電界や力は、ベクトルによって表現される。ベクトルに相当する座標を代入すれば、
1 4πε0 | =9x109 とおいて、電界(単位は〔N/C〕)は次の表のようになる |
A | B | C | |
18x109(−1,0,0) | 18x109(1,0,0) | 9x109 | (−1,1,0) 21/2 |
A 電荷Qに働く力 :A点の電界に電荷Q’をかければ得られる。
F=18×109(−1,0,0)〔N〕( =(−18×109,0,0)〔N〕)
B 電荷Q’に働く力 :B点の電界に電荷Q’をかければ得られる。
F=36×109(−1,0,0)〔N〕( =(−36×109,0,0)〔N〕)
C
赤色のベクトルは電界を緑色のベクトルは力を表す。
II 点(−1,1,0)に−1〔C〕の点電荷がある。
@ A(1,1,0)、B(0,1,0)、C(0,0,0)での電界を求めよ。
A 1〔C〕の電荷QをA点においた。Qに働く力を求めよ。
B −2〔C〕の電荷Q’をB点においた。Q’に働く力を求めよ。
C @〜Bで求めた電界および力をベクトルとして図示せよ。
解答例
点電荷による電界や力は、ベクトルによって表現される。ベクトルに相当する座標を代入すれば、
1 4πε0 | =9x109 とおいて、電界(単位は〔N/C〕)は次の表のようになる |
A | B | C | |
2.25x109(−1,0,0) | 9x109(−1,0,0) | 4.5x109 | (−1,1,0) 21/2 |
A 電荷Qに働く力 :A点の電界に電荷Q’をかければ得られる。
F=2.25×109(−1,0,0)〔N〕( =(−2.25×109,0,0)〔N〕)
B 電荷Q’に働く力 :B点の電界に電荷Q’をかければ得られる。
F=18×109(1,0,0)〔N〕( =(18×109,0,0)〔N〕)
C
赤色のベクトルは電界を緑色のベクトルは力を表す。
III 点(0,0,0)に−2〔C〕の点電荷、点(2,2,0)に2〔C〕の点電荷がある。
@ A(1,1,0)、B(0,1,0)、C(1,0,0)、D(2,0,0)での電界を求めよ。
A 1〔C〕の電荷QをA点においた。Qに働く力を求めよ。
B −2〔C〕の電荷Q’をB点においた。Q’に働く力を求めよ。
C @〜Bで求めた電界および力をベクトルとして図示せよ。
解答例
点電荷による電界や力は、ベクトルによって表現される。複数の点電荷がある場合には、それぞれの点電荷による電界(力)をベクトルとしてたせばよい。
1 4πε0 | =9x109 とおいて、電界(単位は〔N/C〕)は次の表のようになる |
A | B | C | D |
A 電荷Qに働く力 :A点の電界に電荷Q’をかければ得られる。
F=18×109(−0.707,−0.707,0)〔N〕( =(−12.7×109,−12.7×109,0)〔N〕)
B 電荷Q’に働く力 :B点の電界に電荷Q’をかければ得られる。
F=39.7×109(0.16,0.99,0)〔N〕( =(6.4×109,39.2×109,0)〔N〕)
C
赤色のベクトルは電界を緑色のベクトルは力を表す。