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(おまけ)
平行四辺形と三角形の面積
右の図において、点Oを始点とする位置ベクトルAとBによって作られる三角形OABを考える。
さらに、C=A+Bとして、平行四辺形OABCを考える。
AとBのなす角をθとし、点Aから直線OBに下ろした垂線の足をHとすると
|AH|=|A|sinθ
となる。ここで、その平行四辺形OABCの面積は、底辺の長さ(OB)*高さ(AH)で表されることから、OABCの面積Sは、
S=OB*|AH|=|B||A|sinθ=|A||B|sinθ
となる。
三角形OABの面積SΔは、平行四辺形OABCの面積の半分であるから、
SΔ=S/2=1/2*|A||B|sinθ
正弦定理(sinθ)
右の図において、三角形ABCに外接する円を考え、その直径をRとする。
辺AB,BC,CAの長さをそれぞれ、a,b,c、∠CAB,∠ABC,∠BCAの大きさをそれぞれ A,B,C で表すことにする。
図において、辺ABが直径と一致するように点Bを外接円周上で移動させても、∠ABCの大きさと辺ACの長さは不変である。
このとき、図から明らかなように、RsinC=c
他の点も同様に動かせば、
a/sinA=b/sinB=c/sinC=R
と表される。−−− これが正弦定理 −−−
これでこの項目は終わり
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