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電気磁気学IB (2005年度 秋学期 本試験) 問題のコーナー (答の解説はここをクリック)


※真空中の誘電率は、8.854×10−12〔F/m〕とせよ。

 

 I 厚さt〔m〕、比誘電率εr1の媒質1と厚さt〔m〕、比誘電率εr2の媒質2を重ねて、 両側から面積S〔m〕の導体板1,2で挟んだ。以下の問いに答えよ。

 @ 導体板1にQ〔C〕、導体板2に−Q〔C〕(Q>0)の電荷を与えた。導体板間の電界と電束密度を求めよ。

 A 導体板1と導体板2の間の電位差を求めよ。

 B εr1=2、εr2=4、S=1〔m〕、t=0.1〔mm〕、t=0.2〔mm〕のとき静電容量はいくらになるか。

 C Bの条件において、導体板間の電気力線を描け。

 D Bの条件において、導体板間の電束線を描け。

 

II 比誘電率εの媒質中で、電荷が密度σ〔C/m〕で均一に半径d〔m〕の円筒状に分布している。以下の問に答えよ。

 @ 筒の中心軸からr〔m〕の位置の電界と電束密度と分極密度を求めよ。

 A 筒の中心軸からR〔m〕の位置の電位を求めよ。ただし、電位の基準を円筒表面とする。

 B ε=2、σ=1〔C/m2〕、d=0.1〔m〕とする。中心軸から1〔m〕の位置に−2〔C〕の点電荷がある。点電荷の受ける力を求めよ。

 

III 比誘電率3の媒質中の点(1,0,0)〔m〕に1×10−9〔C〕の点電荷、 点(−1,0,0)〔m〕に1×10−9〔C〕の点電荷がある。以下の問いに答えよ。

 @ 原点における電界と電位を求めよ。

 A 点(0,0,1)〔m〕における電界と電位を求めよ。

 B 0.1〔C〕の点電荷を、y軸上の正の無限の遠方から原点まで移動させた。この点電荷の得たポテンシャルエネルギーを求めよ。

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